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「建築基準法・建築物省エネ法 設計等実務講習会」に参加しました

2023/12/18

12月らしい寒波が到来しました。

表題の「建築基準法・建築物省エネ法 設計等実務講習会」に参加した日12月15日は、福岡でも気温が23℃で汗ばむ陽気でした。

ちなみに、地下鉄の車内は冷房運転でした。

一転、週末は最高気温6℃と気温差17℃。

「異常」という言葉が普通になってきていますね。

 

さて、本題です。

講習会に参加した感想ですが、参加者も多く、関心の高さが伺えます。

講習会は、11月末に関係業種に郵送された「改正建築基準法2階建ての木造一戸建て住宅(軸組工法)等の確認申請・審査マニュアル」を国土交通省の担当官が解説する形で進行されました。

関心が高い半面、周囲の参加者からは「小難しくて分からない」といった会話が耳に入ってきます。

内容のうち、早見表や表計算ソフトを使う場合、令和4年10月28日に示された案より、多雪地域の壁量が無くなった分、簡単になったように感じますが、、、

構造に関する建築基準法の大前提は、法第20条第1項「建築物は、自重、積載荷重、積雪荷重、風圧、土圧及び水圧並びに地震その他の震動及び衝撃に対して安全な構造のものとして・・・定める基準に適合するものでなければならない。」です。

定める基準とは、建築基準法施行令や告示等です。

また、多雪地域や床構面の検討は「品確法における検討を行うことが望まれる」としています。

「望まれる」とは、「しなくて良い」と同義ではなく、設計者や施工者の職責が問われるものです。

早めの対応を進めていきましょう!

 

㈱エー・ディー・エルでは、戸建て住宅の許容応力度計算に対応しています。

お困りの際は、是非、ご相談ください。